CBD用語集
バイオアベイラビリティ(吸収率)
物質が体内に吸収される速度ですが、その物質が高いバイオアベイラビリティを持つ場合、通常は早い速度でより多くの割合が体内に吸収されることを意味します。
したがってCBDナノリキッド(水溶性)は、例えばCBDオイルよりも高いバイオアベイラビリティがあるため、より早く吸収され、より高い割合でCBDが体内に吸収されます
ブロードスペクトラム
CBD以外のカンナビノイド、テルペン、フラボノイド、脂質の多くが含まれたCBD製品のことを、ブロードスペクトラムと呼びます。THCは含まれていません。
フルスペクトラムの相乗効果の多くはそのまま残っています。THCが除去されているため、「ブロードスペクトラム」対「フルスペクトラム」という用語が使われています。
CBDオイルの抽出方法は何通りかありますが、THCを抽出する際に、他の化合物も一部除去されることは避けられません。よって、ブロードスペクトラムとうたっている商品でも、商品によって、品質が変わってきますし、信頼のできるブランドを選ぶ必要があります。
一般的に、CBDだけしか含まれない商品(アイソレート)を摂取するより、ヘンプに含まれるその他の化合物と一緒に摂ってこそ、相乗的に最も高い効果が得られるといわれています。
カンナビノイド受容体: 受容体(CB1)&受容体(CB2)
体内には、生きていくために本来備わっている身体調節機能=内因性カンナビノイド系(エンドカンナビノイド・システム)があります。このシステムは、食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。
本来このシステムはカナビノイドという物質とその受容体であるCB1とCB2が結合することで様々な機能を調整するのを助けますが、加齢とともにカナビノイドの数が体内で減少するため、それに伴ってこの機能が低下します。それをCBDを摂取することによってその機能を補うことができます。
カンナビノイド(CBD)
麻の植物に含まれる2大カンナビノイド(天然に存在する化学化合物)のうちの1つであるCBDは毒性がなく、精神的に「ハイ」にする作用はありません。CBDはストレスや不安を和らげ、筋肉や関節の痛みや炎症と抑える効果があり、その他の様々な健康効果が証明されています。
カンナビジオール(CBG)
麻の植物に含まれる、その他の天然由来のカンナビノイドの一つ。CBGは、ドーパミンレベルを増加させ、ストレスを緩和し、炎症を抑える働きがあるとされています。
カンナビノイド
カンナビノイドとは、麻の植物に含まれる天然化合物で、主にCB1、CB2受容体を介して体内のエンドカンナビノイド系と相互作用し、体内の炎症を抑えたり、リラックス効果や鎮静効果など、多くの治療効果があると言われています。発見されているカンナビノイドは113種類あります。
カンナビノール (CBN)
CBNは麻の中に微量に含まれるカンナビノイドの一種で、穏やかな鎮静作用をもたらすことが知られています。
CBDアイソレート
麻からCBDのみを抽出したもの(他のカンナビノイド、テルペン、フラボノイドなど植物中の他の化合物を含まないことを意味します)。CBD単体は無香料・無味です。
カンナビス(大麻草)
カンナビス(大麻草) は大きく分けて2種類あり、マリファナ(精神作用)とヘンプ(非精神作用)を含む植物の品種に分けられます。
大麻草の中でも、THCという成分をほとんど含まない=陶酔作用のない大麻品種が、「産業用ヘンプ(Industrial Hemp)」と定義される事が多く、産業用ヘンプとして認められた大麻は「農作物」として栽培できるよう法整備している国が増えています。そのため、ヘンプは法律上の区分けとしての言葉の意味合いが強い言葉となっています。
「ヘンプの定義」は、各国の法律や規制によって若干異なります。各国でTHCの含有量の基準値を設定されています。
【花純ナチュラルズ】のCBD製品は、アメリカのコロラドで育った「産業用ヘンプ(THC含有量が0.3%以下)」を使用して生産されています。
CBDオイル
麻に含まれる非酩酊性のカンナビノイドであるカンナビジオール(CBD)を含むオイル抽出物のことです。濃縮されたCBDオイルにはいくつかの形態があり、一般にチンキ剤(ドロップ)、ベイプ(喫煙用)、トピカル(スキンケア製品)、ソフトジェル、ビールやチョコレートなど様々な食品や飲料に煎じるなどして販売されています。
エンドカンナビノイド・システム(ECS)
エンドカンナビノイドシステムとは人間の身体に本来備わっている身体調節機能の事です 。食欲、気分の調節、痛みの知覚など、あらゆる生理的過程に影響を及ぼす。痛み、気分、記憶、食欲、免疫機能、炎症、血圧、骨の成長、神経組織の保護、その他多くの生理的プロセスの調節に重要な役割を果たし、人間の健康の確立と維持に関わる最も重要な生理システムの1つと考えられています
体内には、地球上で生きていくために本来備わっている身体調節機能=内因性カンナビノイド系(Endocannabinoid system)があります。内因性カンナビノイド系は、食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。
内因性カンナビノイド
内因性カンナビノイドはカンナビノイド受容体を活性させる分子のことで全身に見られます。脳、臓器、結合組織、腺、免疫細胞で、恒常性(バランスの状態)を機能するために体内の多くの生理学的プロセスを調節するのに役立ちます。
アトラージュ効果
アトラージュ効果とはCBD業界で頻繁に繰り返されるフレーズで、1998年にベン・シャバット博士によって最初に引用されました。これは、ブロードスペクトラムのCBDで麻に含まれる多くのカンナビノイドとテルペンを一緒に体内に取り入れることによって相乗効果が表れると証明しております。カンナビノイド、テルペン、およびフェノールは互いに活性化するため、CBD単独(アイソレート)で取り入れるよりも、一緒に効果的であるというシンプルな前提理論があります。
花純ナチュラルズの製品は全てブロードスペクトラムのため、アトラージュ効果を体感できます。
フルスペクトラム
麻(THCを含む)に含まれるカンナビノイド、テルペン、フラボノイド、脂質の全範囲を含む大麻抽出物を指すために使用される一般的な用語です。
THCが完全に除去される「ブロードスペクトラム」とは対照的です。 「フルスペクトラム」製品は日本では許可されていません。
ヘンプ
ヘンプは麻の植物の一種で、一般的にTHCは0.3%未満しか含まれていないものを指します。高濃度のCBDが含まれています。ヘンプ(麻) は、繊維から建築材料さらには地球上で最も健康食品まで、無数の方法で使用できます。種子(ヘンプシードオイル)から茎やハード(繊維用)、葉、そしてもちろん花(CBDが主に抽出される後者)まで、植物のほぼすべての部分をうまく利用することができます)。
MCTオイル(中鎖脂肪酸油)
ココナッツオイルなどに含まれる天然成分。一般的なオイルよりも早くエネルギーとして消化されるため、脂肪として蓄積されにくく、健康・美容によいとされています。ダイエット向きのオイルとして話題にもなりました。
植物性カンナビノイド
カンナビノイドとは104種類ある麻に含まれる生理活性物質の総称です。
合成や内因性と区別するために“植物性”を付けることがあります。
ティンクチャー
植物の有効成分をアルコールで抽出したものです。 CBD業界で一般的に使用され、小さなボトルに入ったCBDオイルを指します。通常はスポイトが付いており、CBDオイルは舌下(舌下)で摂取することを目的としています。
テルペン
植物由来のエッセンシャルオイルの芳香族属性を生み出す多くの種類の植物に共通する、天然に存在する化合物。麻の植物で特に重要なテルペンは、人体における植物の多くの生理学的効果においても重要な役割を果たします。 120を超えるテルペンが麻の植物で発見されており、そのより一般的な例は、ミルセン、リモネン、ピネン、リナロール、ベータカリオフィレンなどであり、
麻に含まれる、独特の香りを与えている成分のことです。大麻草に含まれるテルペンは 200種類以上あることがわかっています。
テルペンは、生理学的効果においても重要な役割を果たし、さまざまな健康上の利点があります。